海外旅行

旅行好きです。

20代30代は海外旅行に時間・お金・情熱の全てを費やしました。

海外旅行のこと以外、何も考えていませんでした。

仕事にありつけないことの多い派遣社員で実家住まいでしたので、前者の理由で時間的に融通がきき、“後者の理由で仕事にありつけないことの多い派遣社員”でも費用の捻出ができました。

訪れた国は50か国。行った回数は多分37回ぐらい。ゾッコンだったヨーロッパには14回行きました(ヨーロッパに恋をしていました。それゆえの情熱でした)。

変わったところでは、アイルランドアイスランドグリーンランド(デンマーク領)・アンドラエストニア・マルタ協和国・キプロスイスラエル・ヨルダン。

これらの国は個人旅行でした。重い荷物を担げないのでバックパックではありませんでしたが、旅のスタイルはバックバッカーと同じでした。

個人旅行だけではなく、ツアーやパック旅行も利用しました。

私の鉄道好きは、20歳の時にしたヨーロッパ鉄道旅行がきっかけになった思います。

島好きもその頃から始まっていました。スウェーデンエーランド島ゴットランド島アイルランドのイニシュモア島(アラン諸島)、イギリスのジャージー島チャネル諸島)、ポルトガル領のマディラ島(マディラ諸島)やサンミゲル島(アソーレス諸島)、スペイン領のテネリフェ島カナリア諸島)やマヨルカ島バレアレス諸島)。

20年ほど前のことです。かなりのラインナップです(レア)。

「若いころ世界中を回った」という人をTVで見かけます。そうした人はゲストハウスやこだわりのお店のオーナーになっているなど、若いころの経験を生かした仕事に就いていることが多いようです。

私はそのパターンに該当せず、若いころの貴重な体験を何にも活かせず、独立心もなく、50歳過ぎて非正規雇用者のままです。

最後の海外旅行は8年か9年前、アメリカのクルージングツアーでした。クルージングと言っても旅行代金は15万円くらい。クルージング専門の冊子の中で一番安い商品でした。

そのクルージングツアーを最後に海外旅行から遠ざかっていました。

海外旅行よりも夢中になるものができたことと、行っても行っても行きたい国や場所は減るどころか増え続けて切りがなく、時間も費用もかかり過ぎる(このまま年を取ったら野垂れ死してしまう)、というのが理由です。


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ですが、昨年の9月にパスポートを更新しました。有効期限は1年以上ありましたが、早めに更新しました。

また海外に気持ちが向き始めてきたのです。年末年始に沖縄に行けなかったら台湾に行こう、翌年の8月、オリンピックの閉会式が終わったらフィンランドに行こう、と思っていました。

結果は、年末年始は沖縄へも台湾へも行かず、オリンピックは開催されず海外旅行どころではない前代未聞の事態。

パスポートを使う時がやって来るのでしょうか?渡航解禁になったとしても、恐くて海外へ出かける気など起こらないような気がします。

コロナ感染が恐いのでなく、コロナに限らす、もしポストコロナや何かしら有事があった場合、帰国難民になってしまうのではないか、という恐怖です。

島国ですから、時間をかけてでも陸路で帰る、ということはできませんから。


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